家庭での食事状況調査結果

5月に家庭での食事状況調査を実施しました。今回は乳児組で34名、幼児組で29名の方にご回答いただきました。お忙しい中、ご協力頂きありがとうございました。
 回答して頂いたものを集計して傾向を調査しましたので結果をご報告させて頂きます。

■朝食について

乳児組

普段食べている朝食では
1位:パン
2位:ごはん
3位:その他(麺類やバナナ)
という結果になりました。 

幼児組

普段食べている朝食では、
1位:パン
2位:ごはん
3位:その他(麺類やチョコケーキ)という結果になりました。
しっかり摂れている事が分かりました。
 
上記の主食と共に、乳製品や果物・サラダやスープなど、 バランスよく食べられているご家庭が多く見られ、素晴らしく感じました。

 パンやごはんなどのエネルギー源に加え、身体の機能を活性化してくれる、ビタミンやミネラルも一緒に摂れると、身体や脳も良いスタートを切れると思いますので、続けられると良いかと思います。
 夕食時スープやおかずを多めに作っておいたり、すぐに出せるよう、ゆで野菜をストックしておくのも良いでしょう。普段の朝食にプラス1品意識してみてはいかがでしょうか。
 

 「食べない時もある」という回答がありましたが、寝不足や体調、その時の気分などでも食欲が湧かない事が子どもの場合でもあると思います。ですが、何も食べないと体や脳が働かず、保育園で楽しく活動することが出来なくなってしまいます。子ども達が保育園で元気に過ごせるように、無理のない範囲で少しでも食べてから登園出来るようにしましょう。

■喫食にかかる時間について

乳児組

幼児組

 乳児組も幼児組も朝食だと30分以内が多く、夕食になると30分以上のご家庭が多く見られます。
あまり長くなってしまうと、子どもたちの集中力が持たず、遊び始めてしまったり機嫌が悪くなりますので、30分を目安に切り上げても良いと思います。  
 食事の時間は家族団らんの時間でもありますので、時にはテレビを消して、その日の出来事などを話しながら楽しく食事をしてみてはいかがでしょうか。

■苦手な食べ物や食材について

好きな食べ物ランキング

乳児組

1位:果物(バナナ・いちご など)2位:ごはん類(白米・納豆ごはん など)3位:納豆

その後は4位:パン、5位:魚類と続きました。

幼児組

1位:肉類(唐揚げ・ハンバーグ など)2位:麺類(ラーメン・うどん など)3位:果物(バナナ・いちご・りんご など)

その後は4位:米類(納豆ごはん・寿司 など)5位:魚類と続きました。

 子どもの頃の好きだった食べ物ですが、今でも変わらず好きだったり、『あの頃好きだったな』と思い出すことは ありませんか?『好き』と感じる事も大切な食経験です。子どもたちが好きな食べ物を尊重し、今の生活の活力になるよう、日々の献立作成にも励みたいと思います。

苦手な食べ物ランキング

乳児組

1位:葉物野菜2位:トマト3位:大豆製品(豆腐・納豆 など)

他には、卵・きのこ類・肉などでした。乳児では、口に入れてすぐに感じる味覚、『苦みや酸味』に特に敏感です。 また野菜では、口に残る繊維や、苦み・えぐみが気になるのではないかと思います。

幼児組

 圧倒的に野菜でしたので…野菜の中の、

1位:きのこ類2位:ねぎ3位:葉物野菜

他にはなす・コーンなどでした。幼児では、味覚も大分発達してきているので特定の食べ物の『味』や『食感』が苦手と言う子が多く見られます。野菜は、食感や香りが独特なものが多いので、食の経験値がまだまだ少ない子ども達にはどうしても敬遠されがちです。

 

★調理ポイント!

~パサつくもの~
煮物
トロミをつける →飲み込みやすくなります

焼き物
粉をまぶしてから焼く →パサつき防止になり、ジューシーに仕上がります  

~野菜の苦み~
一度下茹でし調理 →余分なあく(えぐみの素)や苦みを出すこと苦味が和らぎます

 人には、苦味→毒、酸味→腐敗⇒危険と感じる能力が生まれつき備わっています。子どもたちが苦手だと感じるのは本能なのです。無理強いせず、長い目で見守って行きましょう。  
 余談ですが、甘味→エネルギー源、塩分→ミネラルは生体維持に必要不可欠と認識します。ですので、甘いもの・塩分を必要以上に摂りがちなのです。過剰摂取には十分注意しましょう。  

 苦手な食材に関して、必ず克服しなければならないというわけではありませんので、長い目で見守って行きたいと考えています。親しい人が美味しいと食べる姿を見せることで、『食べてみようかな』という子どもたちの意欲に繋がります。もし少しでも食べられた時には、たくさん褒めてあげてください。それが子どもたちの自信になります。保育園でも日々の声掛けや給食・食育活動等で、子どもたちの興味や関心を多く引き出していけるよう取り組んで行きたいと思います。

■『子どもの食事について気になること』について

●食べムラ・食べ進み・食べ方 等

乳児組

・気分で食べる食べないがある。

・白ごはんのままで食べ続けるのが苦手。できるだけ交互に食べるようにはしている。

・自分でスプーンを持って食べるよりも食べさせて欲しいが強いこと。

・家ではパンやおっとっとなど手を使って食べるものは自分で食べてくれるものの、メインのご飯やおかずなどは自分で食べようとしてくれない(口へ持っていくと完食する)

・まだまだ途中で手で食べ始めてしまう。

・ご飯を丸呑みしている。口にあるのに次を運ぼうとする。

・あまり噛まずに飲み込んでいる。

・丸飲みになっていないか。食べるスピードや量は適切か。

幼児組

・よく噛まない。 2件

・食べムラが激しい。 2件

・食べるのが遅い、一口量が多いとえづくことが多い。

・食べるのに時間がかかること。お腹が空いてる時や好きなものは食べるの早いですが普段は30分〜長いと1時間弱かかることもあります。

・食事中のお喋りが多く、食事時間がかかりすぎること(1時間くらい)

・食べたいと言ったのに食べないことがある。

・ご飯をあまり食べずにおやつを食べることがある。

・グミやチョコ、飴などいつも食べたい。

●好き嫌い・苦手 等

乳児組

・野菜を食べない。大好物の揚げ物も、揚げたてのサクサクしていないと食べない。

・肉や葉物をあまり食べない。

・2歳になってから緑の野菜に抵抗が出てきたこと。

・好きで食べていた豆腐を食べなくなりました。 苦手なものはどんな味付けにしても関係なく、頑なに口に入れないので困ります。

・好きなものは沢山食べてくれるが、一度口に入れて嫌だと思った物はなかなか手を付けてくれない。

・全体的に食べ慣れたものを食べたい傾向にあり、食への興味関心が薄い。

・味は好きだと思うが、食感に抵抗があると一口も食べない。

・細かくしないとなかなかたべてくれない。

・食べる量も日によってまちまちですが、基本あまり食べないので少し心配です。

・離乳食を開始して一ヶ月が経ったが、同じ食材でも少し食いつきが悪くなってきた。新しい食材を試すタイミングが土日のみなので、なかなか食材を増やすことが難しそう。

幼児組

・野菜を食べない。 4件

・嫌いな野菜を克服していない。

・緑の野菜やシャキシャキした食感が苦手。

・偏食。

●マナー・その他

乳児組

・飽きるとイスから立ってしまう。

・座ってられず、すぐ椅子から抜け出すので困ります。

幼児組

・食事中に立って移動する、寝転がる。

・ずっと座って1人で食べられない。踊ったり、たべさせてあげたり、途中でトイレ行ったり。

・食べている途中で席を立つこと、白いご飯の進みが遅い。

様々なご意見を頂きました。こちらについては毎月の給食だよりなどを利用してポイント・工夫などをご紹介して いきたいと思います。また、子ども達の指導や配慮の参考にさせて頂きたいと思います。

■『食事に関して家庭で気を付けていること』について

●食材・調味料・添加物 等

乳児組

・なるべく国産食材を使う。 8件

・塩分や味付けが濃くなりすぎないように気をつけています。 3件

・なるべく添加物が入っていないものを与えるよう心掛けています。 3件

・極力国産、添加物少なめ、甘味料は自然のもの。

・地元の食材を使うようにしている。

・赤緑黄の食材をいれる。

・栄養に偏りがないよう色々な物を食べてもらうようにしている

・パンはなるべく米粉のものを選ぶ。

ウィンナー等、一応あげすぎないように、気をつけている

・お菓子、ジュースあげないように。

幼児組

・なるべく国産の食材を使用している。 7件

・添加物の少ないものを使用している。 3件

・なるべく国産肉を使用している。

・鶏肉は国産。

・調味料は無添加のもの。

・塩分、食材の産地。

・オーガニックがあればそちらを選択する。

・豆腐はニガリのみの物を選ぶようにしている。

●献立・調理 等

乳児組

・出来たてを出すようにしている。 2件

・できるだけ手作りする。栄養バランスに注意する。

・本人が食べれるものをメインに量と野菜とタンパク質のバランスは意識しています。

・気分によって食べる物が変わるので何種類か用意している。

・食事はたくさん食べてもらいたい。

炭水化物・ビタミン・タンパク質を入れること。

・まだ噛みちぎれないので刻み食にしている。

・細かく刻む。

幼児組

・なるべく野菜を取れるように、副菜(汁物)を1品でも入れれるように努力してる。

・夜ご飯ではできるだけ食材を10程度使うようにしている。

・果物を食べてビタミンを意識する。外食や好きな食べ物を食べることもする。

・果物が好きなのでよく食べさせています。

・色味。

・お菓子類は休日のみ、なるべく一汁二菜になるようにする。

・食事前にお菓子を食べるなら必ずご飯を食べる約束。

●食事中・マナー・姿勢 等

乳児組

・ヤケドしないように少し冷ます、喉に詰まらせないようにしっかり見守る。

・家族揃って食べる、苦手でも一口は食べる。

・ご飯や間食の時間を気にしている。

幼児組

・会話をしてコミュニケーションの時間にする。

日々忙しい中でのたくさんのこだわりや工夫から、子ども達への気遣いや配慮を感じました。 たくさんのご意見を頂いたので、参考にさせて頂きたいと思います。

■『保育園の給食』について自由意見

乳児組

・毎日展示を楽しみにしていますし子どもとのコミュニケーションにもなって嬉しいです!お楽しみ給食もわくわくしています。いつも美味しそうなお給食をありがとうございます。

・いつもバランスの良い食事をありがとうございます。

・いつも美味しい給食ありがとうございます! 毎日食べたものを嬉しそうに教えてくれます(^ ^)

・Mon enfant se sans bien à l’école on est contente(子どもが園で快適に過ごせていて、私たちも嬉しく思っています)

・いつも栄養ある美味しい給食をありがとうございます。

・いつもありがとうございます。 家より全然食べているようなので助かっております!

幼児組

・おやつに菓子類が多いと思います。表記の栄養価を満たしているのか疑問です。食育が多いのはありがたいです。豆類や果物は安全な形態で提供されているのか、掲示を見てもわからない。

・いつも美味しい給食ありがとうございます。 毎回、食育を楽しんでいるようで家でもたくさん話をしてくれます。食育を通して、家では絶対食べない苦手な物も口にしてくれるので助かっています!

・いつもありがとうございます。

・保育の中で食育活動があって子どもも喜んでいます。夕食をあまり食べたがらなかったり、野菜を嫌がったりすることもありますが、「保育園で栄養満点のおいしい給食を食べているから大丈夫」と思えています。いつもありがとうございます。

・引き続き食育活動お願いしたいです! 興味が湧くと食べてくれやすいと感じているからです。よろしくお願いします。

・いつも美味しい給食ありがとうございます! 食育活動をした日は嬉しそうに話をしてくれます。これからもどんどん食育活動をやっていただけると嬉しいです! 園庭で野菜を育てて食べるというのは難しいでしょうか。季節の野菜に親しみをもてて、苦手な野菜にも挑戦できるきっかけにもなるかなと思います!

・いつも美味しい給食をありがとうございます。

・仕事終わりだと遅くなってしまうのでそんなに凝った物を作れないのですが栄養バランスを考えた給食を食べさせて頂けるので有難いです! いつも美味しい給食をありがとうございます!

・おやつが手作りじゃないのが気になる。

・いつも栄養バランスの取れた美味しそうなメニューありがとうございます。月一のお楽しみ会のメニューも外国のものが出たり、工夫を感じます。

・家では食べないものも保育園では食べていて助かります。

・醤油ラーメンとなめこ汁を絶賛しています。ぜひレシピを知りたいです。

※その他気になる点などございましたらお問い合わせいただければと思います。

■最後に…

今回の調査結果を職員間で共有し、改善・工夫に努めて行きたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。お忙しい中、ご協力ありがとうございました。

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