7・8月の園だより

園だより

7月のスケジュール

1日(火)かみこまつ保育園創立記念日/プール開き
3日(木)避難訓練(地震)
4日(金)おたのしみ会(ひよこ組・幼児組) ※幼児組のおたのしみ会はすいかわりをします。
9日(水)おたのしみ会(あひる組・ひばり組)
15日(火)身体測定(乳児)
16日(水)身体測定(幼児)
22日(火)乳児検診 10:00~
25日(金)ディキャンプ(ぞう組)

8月のスケジュール

19日(火)身体測定(乳児)
20日(水)身体測定(幼児)
20日(水)避難訓練(地震)
26日(火)乳児検診 10:00~
25日(月)~29日(金)おたのしみ会ウィーク

夏期保育について

7月14日(月)~8月29日(金)
この期間はプール・水遊びを中心とし、夏の暑さに負けないように生活リズムをゆったりしたものに設定します。

プール開き

7月1日(火)よりプール開きとなります。
Child Care Web に家庭連絡に入力してください。連絡帳は登園時間までに送信できるようご準備お願いします。当園時間が遅れる場合は9:15までに園に送信してください。
入力漏れがありますとプールに入ることができません。
下記の「プール・水遊びについてのお知らせ」(6/10送信済)をよくご覧いただき、ご用意ください。

プール期間中は園庭に入れません

プール期間中、園庭にはプールが設置されています。
事故防止の観点から登降園の際にお子様が園庭に行かないよう、見守りをお願い致します。

ボディペインティング・フィンガーペインティングについて

あひる組~ぞう組…今後天候の良い日におこなうことがあります。

  • ボディペインティングはボディペイント用の絵具を使用し、絵具の感触を楽しんだり、身体につけたりと、普段はできないことをおもいきり大胆に遊びます。
  • フィンガーペインティングは絵具を身体にはつけず、指や手につけて感触を楽しみます。
  • 衣服を着用しておこないます。Tシャツやズボンが汚れますので、当日は汚れても良い服装のご用意をお願い致します。

お知らせ

実習生が保育室に入ります

  • 道灌山学園保育福祉専門学校 高橋未羽さん  7月22日(火)~8月1日(金)   

よろしくお願い致します。

卒園生ボランティアについて

昨年度から取り組みをはじめ、好評をいただいております。今年度も夏期期間中にかみこまつ保育園の卒園生を招き、在園児と遊んでもらうなど、交流の機会を設けることと致します。

お楽しみに!

新しく入職する職員

7月より新しく入職する職員をご紹介します。

調理員
Shrestha kumari(シュレスタ クマリ)さん

よろしくお願い致します。

SDGS~フードロスをなくそう!~

お盆期間中【8月12日(火)~15日(金)】の欠席連絡をChildCareWebへ入力してください。
夏期保育期間は、子どもたちも保護者の方と一緒にゆっくり過ごせる楽しいひとときだと思います。
特にお盆期間中(8月12日(火)~15日(金))欠席する園児が多いと予想されますので登園予定をお伺いしたいと思います。お休みがわかり次第、早めに欠席の入力をお願い致します。

昨年度のお盆期間中は前日や当日の欠席連絡が多く、その結果、多数のフードロスとなってしまいました。園ではSDGSの取り組みとして「フードロスを減らそう!」と残食をなくしたいと考えています。
あらかじめ児童数がわかれば、フードロスを防ぐことができます。
お休みがわかりしだい、ご連絡頂きますよう、ご協力をお願い致します。

クラスだより

ひよこ組
 梅雨が来たと思ったらあっという間に夏のような日差しが降り注いだ先月。室内遊びではボールや風船、マットやトンネル等を出して遊んでいます。何度か出すうちに遊び方も変わってきて、自ら手を伸ばして玩具に触れようとしたり、ハイハイや一人歩きで遊具に向かっていったりと、積極的に遊ぼうとする姿が見られるようになりました。午睡の時間では一定時間安定して休息が取れるようになり、午後のおやつやミルクを飲んだ後も機嫌よく遊ぶ姿がとても微笑ましいです。
 今月から水遊びが始まります。水の冷たさや流れる感触を肌で感じ、心地よい水遊びを行っていきたいと思います。

あひる組
 湿気と暑さを全身で感じた6月。爽快な日ばかりではありませんでしたが、この季節ならではの楽しみもたくさんありました。雨上がりに色とりどりの紫陽花を見たり、シロツメクサの花を摘んだりと、同じ場所でも新しい出会いに溢れていますね。遊具遊びもとても上達して、すべり台もお手のもの!自分でできることがどんどん増えて、子どもたちの動きも活発になっています。雨や暑さで公園に行けない日も、お部屋で身体を動かしたり新しい玩具遊びを取り入れたりして過ごしました。
 7月からはいよいよプール遊びが始まります。ますます暑さが厳しくなってくるこの季節、熱中症や安全に十分留意しながら、無理のないように進めていこうと思います。水に触れ合うところからゆっくり始めて、水に浸かる心地よさや発見を一緒に楽しめる夏となれば幸いです。

ひばり組
 日差しが強くなり、本格的な夏の訪れを感じます。ひばり組の子どこも達は毎日汗をかきながら元気いっぱい遊んでいます。気温が高く外に出る事が難しい日もあり、最近はお部屋で過ごすことが多くなっています。リトミックや体操など室内で体を動かせる活動にも取り組み、お部屋でも元気いっぱいの子ども達です。公園に行くとダンゴムシ探しに夢中…!保育者や友達と一生懸命ダンゴムシを探す姿が見られますよ。
 7月からはいよいよプール遊びが始まります。無理のない様、水遊びを進めていけたらと思います。これからさらに暑い日が続きますので、水分補給や休息をこまめに行いながら、夏ならではの遊びを楽しんでいきたいと思います。

うさぎ組
6月は梅雨を通り越してすっかり夏のような気候が続きましたね。子ども達も暑い時期の過ごし方を意識するようになり、今日の戸外遊びについて自ら疑問を投げかけたり、汚れたから着替えようと進んで生活をしています。食事前に着替え済ませるようになると、食事中の汚れも自分たちで気にするようになり、「今日は汚れなかった!」「お着替えしなくて大丈夫」と上手に食事が出来た事を嬉しそうに教えてくれるようになりました。ひとつのきっかけから様々な成長が見られますね!
 暑さ指数が高く室内で過ごす日が多く、先月は沢山運動遊びをしました。出来るようになる事や挑戦する事に喜びを感じ、時間を忘れて何度も何度も夢中で繰り返し楽しんでいました。7月は子ども達の楽しみにしているプール期間が始まります。子ども達と一緒に、熱中症や安全に気を付けながら存分に夏の遊びを楽しみたいと思います。

くま組
 6月は暑い日が続きましたね。気温の高い日や雨の日は、室内で体を動かして過ごしました。鉄棒や跳び箱に夢中で「出来るようになりたい!」と何度もチャレンジする姿が印象的です。また、この時期ならではの雨の日散歩や泥んこ遊びも楽しみました。泥んこ遊びでは、川のような大きな水溜まりに大興奮!バシャバシャと足で踏んで水しぶきをあげたり、水の中にダイブしたり泳いだりとダイナミックに遊んでいたくま組です。6月末に行ったシロップ作りの完成が待ち遠しい様で、「まだかな~」とシロップの瓶を眺める毎日です。
 今月からは、みんなが楽しみにしていたプールが始まります。安全に留意しながら、水遊びを楽しめたらと思います。

ぞう組
 梅雨がやってきて雨が降り続いたら、途端に夏日がやってきて体が中々追いつかない気候となりました。雨の日にはかっぱを着て散歩に出かけたり、暑い日には泥んこ遊びをしたりといつもとは違う活動に胸躍らせていたぞう組。その時々にあったお約束事を一緒に確認し、全力で楽しむことができました。7月は保育園生活最後のプール遊びが始まり、月末にはずっと楽しみにしているデイキャンプが待っています。デイキャンプに向けての話し合いも少しずつ進めている最中です。子ども達からの提案でメインの夕飯は流しそうめんに決定しています。夜の保育園をどのように過ごすのかを一緒に考え、楽しい思い出になればと思います。

園長より『こどもの食事”好き嫌い”にどう向き合う?』

こどもの食事…”好き嫌い”にどう向き合う?

皆さんは子どもが急に好き嫌いが多くなって、戸惑ったことはありますか?
前まではパクパク食べていてくれたのに…急にイヤイヤして野菜も食べてくれない。そうなると栄養面でも不安になりますよね。

しかし、子どもの好き嫌いにはちゃんと理由があります。

それは味覚を感じる器官”味蕾(みらい)”にあると言われています。

人間の味覚は5つある

人間が持つ味覚は全部で5つあると言われています。

  • 甘味
  • 塩味
  • 酸味
  • 苦み
  • うま味

上記の味覚をどこで感じると思いますか?多くの人は「舌」をイメージするでしょう。それは間違いではないのですが、性格には口の中にある”味蕾(みらい)”という部分で感じるそうです。

味蕾(みらい)は舌だけではなく、上あごや喉の奥にもあると言われています。
味蕾の数は5,000~10,000個ほどあるとされています。

そしてこの味蕾が一番多い時期が乳幼児期と言われています。

味蕾についてはまだ研究中ですが、乳幼児期の子どもと比べて高齢者は味蕾の数が1/3まで減少する、とも言われています。

つまり、味覚は成長するにつれて変化していくのですね。

味蕾が感じる五味のシンパシー

人間が物を食べた時、味蕾(みらい)で五味を感じ取り、その情報を脳に送ります。
味蕾(みらい)が五味を感じ、脳に情報を送る際にこんな風に情報を送っているそうです。

  • 甘味⇒エネルギー源のシグナル
  • 塩味⇒ミネラルのシグナル
  • うま味⇒タンパク質のシグナル
  • 酸味⇒腐敗したもののシグナル
  • 苦味⇒毒のシグナル

なんと、酸味は苦みはネガティブな情報として脳に送られるのです。
多くのこどもが苦手なピーマン、トマト、ナスなど…共通しています。

人間の体にとって毒物のサインは苦味や酸味を伴うものが多いです。自分の体を守るため、ちゃんと判断しているのですね。

こどもの好き嫌いには理由がある

これまで人間が味を感じる仕組みについて解説してきました。
「好き嫌いが増えた」という事はもしかしたらネガティブに感じる人も多いかもしれません。しかし、見方を変えれば…

  • ちゃんと味を感じる機能が発達している。
  • 苦味・酸味など”もしかしては食べてはいけないもの”として判断をちゃんとしている。

という見方もできるわけです。

食育ガイドラインには「好き嫌いをなくす」という言葉はない。

厚生労働省が発表している、保育園や家庭で取り組む『食育推進基本計画』には「様々な食べ物への興味や関心を持つ」と標記はありますが、”苦手な物を頑張って食べる”のような表現はありません。

むしろ、食べない事で保育士や親が不安になる、イライラするなどの影響は食を楽しむこととは逆効果に繋がる可能性もあるかもしれませんね。

こどもの好き嫌いにはどう向き合うべき?

皆さんも「昔は食べられなかったけど、大人になって美味しく感じるようになった食べ物」ってありませんか?子どもと向き合っていると、つい色々なものをまんべんなく食べて欲しいと願ってしまいます。

もちろん、その想いは悪い事ではありません。ただ、子どもの好き嫌いにもちゃんと理由があります。理由を受け止めた上で、どうするか考えた方が気持ちが楽になります。

子どもが色々な食材に興味を持つことは大切ですので、次のような取り組みをオススメしています。

  • 食べる食べないはともかく、苦手な物でも出して、「食べる機会」は保障する。
  • 大人も同じ物を食べ、美味しい表情を見せて、興味をもらうように働きあかける。
  • 一口でも食べたら一緒に喜んでみる。

乳幼児期の食事では「食事中そのものを嫌いにならないよう、楽しい雰囲気の中で食べる」ことを大切にできたら良いですね。